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リバーシティーイングリッシュスクールによる親子留学、第一弾のグループが4月22日の朝、ブリスベン空港に到着しました。
秋晴れの気持ちの良いお天気の中、一行はバスで一路ゴールドコーストへ向かいました。 月曜日から通うことになる英語学校イマジンを見学した後、これから8日間滞在するコンドミニアムへ。 お部屋に荷物を置いて一休みした後、午後からは早速サーファーズパラダイスへ出かけました。 海岸を臨むカフェで遅めのランチを食べた後、三々五々ショッピングへ。 スーパーで食料品の買出しをした後、早速コンドミニアムに帰り、夕食の準備のために各々の部屋へ。 その日はみなさん夕食後は早めにベッドに入られたようでした。 日曜日の朝は9時にコンドミニアム前集合。 9人乗りのマキシタクシーにてサンデーマーケットへ。 カスタードアップルやポウポウなどのトロピカルなフルーツを手にとって匂いをかいでみたり、手作りジャムやマンゴーチャツネを試食したり、ピンクや白のアイシングがのったカップケーキやフリーレンジの大きな卵を買ったりと、予定の1時間半はあっという間に過ぎてしまったのでした。 午後はムービーワールドへお出かけ。 スパイダーマンやスーパーマン、バックスバニーなど、ワーナーブラザーズの作る映画のヒーローやヒロイン達と写真を撮ったり、乗り物やショーをたっぷりと楽しみ、くたくたになってコンドミニアムへと帰ってきました。 その日の夕食はコンドミニアムのプールサイドでバーベキュー。 子供達はコンドミニアムの庭を走り回り、同じコンドミニアムに滞在しているシドニーからのファミリーとお友達になっている間、親はオーストラリアワインで乾杯。 二日目も心地よい疲れと共にベッドに倒れこむ夜でした。 続く・・・。 # by tomoko-higgins | 2006-04-25 21:21
親子留学の第一弾グループが、いよいよ来週の土曜日到着です。ゴールドコーストは毎日快晴が続く、一年でもっともいい気候です。澄み切った空に、そよぐ風。泳ぐにはちょっぴり涼しいかもしれないと思っていましたが、イースターホリデーを迎えた今週末は、ビーチはどこも人で溢れていました。
今回は残念ながら参加締め切りに間に合わなかった方々、次回は6月末と7月末にツアーが計画されていますので、ぜひぜひご参加ください。7月コースはヤングラーナーコース参加者も募集予定。小学校のお子さまも参加可能です。詳細はリバーシティーイングリッシュスクールまで。 さて、新学期も2週間目を迎え、新幼稚園生、新一年生も大分学校生活に慣れたころでしょうか?遠足は秋というのが定番ですが、こちらの幼稚園では、子供が新しい生活に慣れてきた頃、近場のプチ遠足というのが計画されます。これは、歩ける距離、またはマイクロバスで10分程度の距離の公園、またはマクドナルドへ2時間ほどお出かけというものです。 娘の最初の遠足は、デイケアセンターの裏に新しく出来た公園でした。子供の足で歩いて10分程度の距離。それでも、前の週から遠足に関しての注意事項が書かれた紙が配られました。「帽子を忘れないこと」「日焼け止めクリームは必ず塗ってくること」などの他に、「え???」と思ったのが、「靴を必ず履いてくること。靴なしでは遠足に参加できません」の項目。 当時はケアンズに住んでいたのですが、クィーンズランド州最北端のこの街は、亜熱帯のゴールドコーストとは異なり、熱帯地方に属します。真冬でも最低気温が15度を下回ることはなく、まさに常夏の地。暑がりの子供達は、靴やサンダルを脱ぎ捨てて、はだしで走り回ることが大好きなのですが、そのまま家からはだしで保育園に来てしまう子供達も、実は結構な数いたのでした。うちの娘も、デイケアセンターに送り届けるときは必ずサンダルを履かせているのですが、どうも到着後すぐに脱いでしまうらしく、お迎えに行く時には、必ずはだしで足の裏は真っ黒。大雑把なオーストラリア人の先生に、お弁当箱とサンダルを一緒くたに入れられたバッグを渡されたものでした。 遠足当日、やはり靴を忘れてデイケアセンターに連れてきてしまい、慌てて家に取りに帰ったお母さん数名。それでも何とか間に合い、みんな元気に歩いて10分(!)の公園に遠足に出かけたのでした。 さて、夕方迎えに行ってみると、娘は公園で見つけた虫の話や、みんなで遊んだゲームの話をしたくてうずうずしていました。空っぽのお弁当の入ったバッグを肩に背負い、娘を車の乗せるために抱き上げたとき、ふと腕の内側に大きくマジックで落書きがしてあるのを発見。よ~く見てみると、なんとデイケアセンターの電話番号!どうやら、迷子札代わりに、子供達全員の腕に電話番号をマジックで書き付けたようでした。あまりの大雑把さに、またまたびっくり!その日、遠足で汗まみれ、顔も真っ黒に汚れた子供をお風呂に入れましたが、腕に油性マジックで書かれた電話番号は、こすっても2~3日は取れなかったのでした。 今でもあのケアンズのデイケアセンターでは、遠足のたびに「靴を忘れないこと」という注意事項の紙を配り、子供の腕に電話番号を書き付けているのだろうか・・・と考えると、今は身長173センチにまで成長した娘の、小さかった頃の姿が脳裏によみがえり、懐かしさが込みあげてきます。 # by tomoko-higgins | 2006-04-15 22:40
日本では新学期が始まったばかり。
桜吹雪の中を、ピカピカの新幼稚園生、新小学生が誇らしさで顔を輝かせながら、ま新しい制服と靴に身を包み、バッグを提げて登校する姿が見えるようです。 オーストラリアの新学期は1月の終わり。 12月のはじめから始まる長い夏休みが終わったあとに、新しい学期は始まります。 さて、今は生意気盛りのティーンエイジャーのうちの娘も、13年前、それまで預けていたベビーシッターのもとから離れ、保育園デビュー! ちょうど家の近くに新築されたデイケアセンター(保育園と幼稚園が一緒になったもので、生後6ヶ月から6歳まで預かってくれます)に通うこととなりました。 そのとき、彼女は2歳になったばかり。 オムツは取れたものの、まだまだママの側にべったりしていたいお年頃。 赤ちゃんの時よりも、もっとはっきりと人に対する好き嫌いを示す知恵がついていました。 保育園登園初日。 外壁にぎやかな動物の絵が描かれた建物のドアを開け、中に入ると、それまで私の手を握り、素直についてきた娘の足取りがパタリと止まりました。 たとえ華やかなポスターや心をそそる面白そうな遊具が庭にあろうとも、「私はここに置いていかれるのでは・・・」という心配が、まるで獣医の建物を見たとたんにそれまで走り回っていた足が止まってしまううちの犬のように、子供の心に沸いてきたようでした。 私の足にしがみつき、顔をうずめ、保育園の優しいお姉さん達が話しかけても、必死に聞こえないふりをしています。 私も仕事の始まる時間がせまってきています。 無理やり娘を引き離すと、今までここまで泣いたことはないのではないかとおもうくらいに、突然気が狂ったように、大声で泣き始めたのです。 そして、大声で泣きすぎて息がついていかず、食べたばかりの朝ごはんまでどっと吐いてしまう始末。 けれどそこは子供の扱いに慣れている保育園の先生。 私に、「ここは大丈夫だから、あなたはお仕事に行きなさい」と言ってくれました。 少しぐらい仕事に遅れても仕方ない、泣き叫ぶ子供は置いていけない・・・と思いましたが、「子供はお母さんの姿が見えなくなったら、すぐに諦めるものよ。大丈夫だから行きなさい。」と背中を押されてしまいました。 保育園を出て、仕事場まで運転する間、信号の色がにじんでしまうほど、次から次へと涙が溢れてきて、その日は仕事どころではありませんでした。 仕事が終わった5時過ぎに飛んで迎えに行くと、朝の大泣きは一体なんだったのか?と思えるほど、娘は新しく出来たお友達と玩具の取り合いをしていました。 先生も、「ほとんどの子供は、お母さんが側にいる間は泣き続けるけれど、姿が見えなくなった途端にお友達と一緒に遊び始めるものなのですよ。きっとお母さんをわざと心配させたいのでしょう。お母さんはご心配でしょうが、お嬢さんは今日は一日楽しい時間を過ごしていましたよ。」と言ってくれました。 その次の日、昨日でお友達も出来たことだし、今日は大丈夫かな?と連れて行くと、また大泣きの上に朝ごはんをガバッと吐くことまでやってくれました。 いくら先生が励ましてくれても、二日続くと、私もちょっとめげます。 ところが、これがなんと4日間続いたのです。 5日目、「今朝もしまた大泣きして、吐いたら、来週からもとのベビーシッターに戻そう」と決心して連れて行きました。 娘は案の定、「え~ん」と手で顔を覆い、泣き始めました。 けれど、今日の泣き声は何だか嘘泣きっぽい・・・。 わざと声をあげて泣く真似をしているようで、昨日までの泣き声と比べて迫力(?)がありません。 そのうち、娘の前をちょっと可愛い男の子が通り過ぎました。 すると、娘は顔を覆っていた手をずらし、私に、「ママ、あの子、トレントって名前」とそっと教えてくれ、それからまた「え~ん」と嘘泣きを始めました。 私も娘の耳元で、そっと「あの男の子はあなたのボーイフレンド?」と聞いたら、うんうんと首を縦に振りました。 な~んだ! 私は泣きまねの娘にバイバイと手を振り、一週間分のストレスともさようならをし、たった5日間でボーイフレンドを作った娘にあきれながらも、勢いよく車に乗り込んだのでした。 # by tomoko-higgins | 2006-04-11 07:40
日本では、幼稚園までの子供のお稽古事で一番人気なのはなんでしょう?
オーストラリアでは、多分水泳が赤ちゃんから幼稚園にかけての子供が通う、一番一般的なお稽古事だと思います。 スポーツは他にもゴルフやテニスを3~4歳から習わせる家庭もあるでしょうが、水泳に関しては、特にゴールドコーストのあるクィーンズランド州では、州政府がテレビコマーシャルで幼児に水泳を習わせようと推奨するくらい、熱心です。 そのおかげかどうか、オーストラリアはイアン・ソープやグラン・ハケットをはじめとする世界ランキングナンバーワンの水泳選手を多数輩出しています。 水泳がお稽古事ナンバーワンの背景には、もちろん体を鍛えるという理由もあるでしょうが、なんといっても、水の事故から子供を守るためというのが最大の理由でしょう。 オーストラリアには、裏庭にプールのある家は一般的です。 この一見贅沢に思える「プール付きの家」が実は大きな落とし穴で、毎年自宅のプールで命を落とす子供達が後を絶ちません。 そこで、10年ほど前から、新しくプールを作るときは、プール周辺にフェンスをつけることが法律で義務付けられました。 法律が出来る前からプールのある家も(家やプールの作られ方によってはフェンスをつけるのは無理な場合もあるのですが)、自主的にフェンスをつけるようになりました。 この法律が制定されてから、子供の水死率はかなり減りましたが、それでも毎年悲しい事故は起こり続けます。 大人がちょっと目を離したすきに、ビーチボールを取ろうとして手を伸ばした子供がプールに落ちる様子をテレビでやっていましたが、ボチャンという音はほとんど聞こえませんでした。 「サイレント・デス(静かな死)」とキャッチフレーズがついたこの啓発コマーシャルには、小さな子供を持つ親の心を震撼とさせるものがありました。 そこで、せめて自力でプールのふちまで泳いでいき、助けが来るまでプールサイドにつかまっていられるような、サバイバル方法を身につけるために、子供は生後数ヶ月から水泳教室に通うことになるわけです。 知り合いのお嬢さんも、そういう水泳教室で命拾いした一人。 3歳の彼女は、やっとプールの短い方を、犬掻きのような泳ぎ方で端から端まで泳げるようになったばかりでした。 あるとき、裏庭にプールのあるお友達のおうちにBBQランチに呼ばれました。 数人集まった子供達は、みんなプールに背の立つ大きな子達ばかりで、楽しく泳いだり、はしゃいだりしています。 背のつかない彼女は、プールの端の階段に体半分ほど水につかり、真ん中で泳ぐ他の子供達をうらやましげに見ていました。 階段で一人飛び跳ねたり、顔をつけてみたりしている彼女の姿をみんな目の端に止めていましたが、「人が沢山いるし、彼女はあそこで大丈夫だろう」とみんなが思っていました。 大人たちはBBQの準備でプールの方は見ていません。 子供達も遊びに夢中で、実は一瞬の間に、彼女が飛び跳ねた勢いで階段から滑ってプールの深い部分に落ちたことに気がつきませんでした。 次の瞬間、大声で叫ぶ彼女の声に、みんなが振り返りました。 なんと、彼女はプールの反対側の深い方の端につかまって、大声で泣いていたのです。 そこは彼女の足が届くところではありません。 一旦水に落ちた彼女は、必死で水面まで浮き上がり、そこからプールの端までの2メートルほどを必死に泳ぎ、プールの端につかまったのでした。 私達大人は、彼女が泣くまでの1~2分ほどの間、彼女がプールに落ちたことにすら気がつきませんでした。 もし彼女が泳ぐことをまったく知らなかったら、誰かが彼女が階段のところにいないことに気が付くまでにあと数分かかっていたかもしれません。 その間に、取り返しのつかないことになっていた可能性は大。 引き上げられた彼女が泣き止んでから、初めて、私達はことの大きさに気が付き、あらためて足の震える思いをしたのでした。 日本でも、夏になれば悲しい子供の水の事故が増えますよね。 タイムを伸ばすための水泳ではなく、ため池に落ちたり、海流に流されそうになったときに、どうやったら生き延びることができるかというような泳法を教えてくれる水泳教室があればいいのにと思います。 # by tomoko-higgins | 2006-03-21 21:52
イギリスで始まった「スーパーナニー」は、まずイギリスで大ヒットし、アメリカでも同じコンセプトで番組を作り大当たり。
次はオーストラリアでも・・・という企画が練られているようです。 スーパーナニーのジョー・フロストは、躾に関する本も執筆し、そのプロモーションでオーストラリアも訪れましたが、どこのテレビ番組でも大きく取り上げていました。 なぜ彼女のしつけテクニックがそれほどまでにもてはやされたのでしょう? それは、彼女が実は非常に常識的なことを言っているからなのだと思います。 難しい幼児の心理学だとか、何とかメソッドなどのうんちくをたれるのではなく、悪いことは悪いと説明する、決まった時間に寝かせ、決まった時間に起こす、食事の時はきちんとテーブルに座って食事をする、遊ぶ時間には思いっきりあそばせ、大人の時間には静かにさせる、などなど、よ~く考えてみれば、とても当たり前のことを教えてくれるのです。 そして、どんなに自分が疲れていても、下の子に手がかかっても、子供一人、一人に対して、親と子供(一人)だけの時間をどこかで必ず持つことの大切さをジョーは説いています。 3人兄弟の中で、4歳の末っ子がどうしようもない腕白坊主という家庭がありました。 両親はどうしても一番下の子にかかりっきり。 食事の時でも、末っ子は嫌いなものがあれば、それを床に投げつけたり、注意されれば椅子から飛び降りて泣き叫んだり、大暴れ。 両親は末っ子を叱ったり、なだめたり、夕食時の家族の会話などないに等しく、怒鳴り声と泣き声が家を振動させます。 小学生の上の子供達二人は、「また始まったか・・・」とうんざりした顔をしたまま食事を済ませ、さっさとそれぞれの部屋へ。 それを側でじっと見ていたジョーは、お兄ちゃんとお姉ちゃんの部屋のドアをそっと叩きます。 「弟のこと、どう思う?」 真ん中の男の子は、ジョーに優しく肩を抱かれて、思わず涙を流します。 「ぼく、もっとパパやママにぼくのこと、見てもらいたい。もっとぼくと遊んで欲しい。でも弟があんなだから、それが言えない・・・」 お姉ちゃんはもっとシニカルです。 「私は諦めているの。これがうちの家庭だって・・・」 ジョーはその夜、両親と会議を開きます。 「下の子供のしつけも大切だけれど、お兄ちゃん、お姉ちゃんもパパやママがまだまだ必要な年頃ですよ。もっと上の子供達にも目を向けてあげないと・・・」 「でも、末っ子があんな状態で振り回されていて、どうやって上の子供達と遊ぶ時間を作れるの?」 そこでジョーは家族の一日の予定表を作り、それを壁に貼ります。 そこには、朝起きてから夜寝るまでの詳しいスケジュールが書き込まれ、その中には、きちんと両親がお兄ちゃんとお姉ちゃんの宿題を手伝ってあげるとか、犬の散歩に出かけるなどが組み込まれていました。 もちろん、その間、末っ子がおとなしくしているわけではありませんが、それは両親が交代で面倒を見るか、又はお兄ちゃん、お姉ちゃんが交代で見るということで、なんとか片付きそうでした。 ここで大切なのは、仕事で忙しいお父さんもジョーは一生懸命子育てに引き入れようとしていることです。 中にはレストランなどの自営業を経営している家族もいて、お父さんは朝から晩まで働きづめ、帰ってきたら、うるさく騒ぐ子供を無視して、まっすぐにベッドルームへという毎日を過ごしていました。 ジョーは、そのお父さんに、少々出費がかさんでも、レストランにもう一人アルバイトを雇い入れて、なんとかお父さんが週にたとえ2日でも早く帰ってきて、子供達と過ごせる時間を作れないか交渉します。 お父さんはしぶしぶジョーの申し入れを受け入れますが、その後、仕事人間だったお父さんは、家族と過ごす時間の大切さ、そして家族と楽しい時間を過ごすことによって、仕事にもはりが出てくるということを発見します。 「スーパーナニー」では、毎週さまざまな家庭が登場します。 大家族、双子のいる家族、一人っ子の家族、シングルマザーの家庭などなど。 子供によって、ジョーが使うテクニックは少々変化しますが、基本的はいつも変わりません。 それは、子供に優しい言葉で常識を説く、自分は常に冷静で決して怒らない、そして子供に時間と愛情をたっぷり注ぐということです。 ジョー・フロストは何冊か本を出していますが、日本語でも翻訳されているといいですね。 # by tomoko-higgins | 2006-03-12 08:06
前回でご紹介したジョー・フロストの躾テクニックをご紹介しましょう。
*子供の叱り方とおしおきスポットの設置* 子供が何か悪いことをした時、あなたは有無を言わさず「いけません!」と怒鳴っていませんか? 特に自分自身が疲れている時など、どうしても感情的になりがち。 まず一息大きな深呼吸。 そして・・・ 1.子供の目線の高さに合わせて、自分もしゃがみます。 2.子供にそれはいけないことだと説明します。 そのときのチェックポイントは、声を低くすること、子供の目をそらさないでまっすぐに見 つめること。 怒鳴るのではなく、静かに手短に、それがなぜ悪いことなのか説明すること。 3.もう決してしないと約束させる。 そして、もし子供が同じことを繰り返したら、再びステップ1~3を踏みますが、そのとき、「もう一度やったら、おしおきスポットに行ってもらう」と注意しておきます。 おしおきスポットはあらかじめ決めておきます。 部屋でもいいし、階段のステップでも、台所の椅子でも、部屋の隅に置いた座布団でも何でもOK。 でも、子供が怖がるような真っ暗なトイレや押入れの中はだめ。 二度目に注意して、子供が同じことを三度繰り返したら、最後に「さっき注意したよね。あなたにはおしおきスポットに行ってもらいます」と言って、子供をスポットにつれていきます。 そして、おしおきスポットに子供の年齢X1分間座らせます。 子供が3歳なら3分。 4歳なら4分です。 小さな子供に長時間おしおきスポットに置いておくのはだめ。 時間はきちんと守ります。 おしおき時間が終わったら、もう一度子供の目線の高さに合わせてしゃがみ、「ママがどうして怒ったかわかった?もしわかったら、ごめんなさいと言いなさい」と言います。 もし子供が素直に謝ったら、そこで子供を抱きしめてあげて、「よくわかったね、いい子ね。」と褒めてあげて、元の遊びに戻してあげます。 子供がなかなか謝らなければ、謝るまでずっと子供の目線の高さにしゃがんだまま、声を低くして、上記2と3の繰り返し。 スーパーナニーを見ていて思ったことは、頑固な子供や、きかん気の子供が相手だと、たいていの場合、親が先にキレてしまって、ジョーのいいつけを守らず(?)、怒鳴ってしまったり、お尻を叩いてしまったりしがちです。 けれど、ジョーは絶対に譲りません。 子供が自分の非を認めて、謝るまで、何度も静かに声を低くして(この声のトーンが大切みたいです)、こんこんと諭し続けます。 最初は根気のいる仕事だと思ってみていましたが、何度か繰り返すうちに、子供はだんだん言う事をきく子に変身していくのが不思議。 親があきらめずに、ジョーのルールを忠実に守るというのが決め手のようです。 そしてジョーが口を酸っぱくして言うのが、子供がいいことをしたら、大げさに褒めてあげること。 誰だって叱られるよりも、褒められることの方が好きなはず。 いつもいつもお小言ばかりだったら、いいことだってしようとは思いません。 褒めることで、子供を育てるのだそうです。 このおしおきスポット、私の周りの小さな子供を持つお母さん方はみんな使っているようです。 上記の下線部分を守って、みなさんもトライしてみてはどうでしょうか? 次回でも、ジョーの躾テクニック、その3をご披露しましょう。 # by tomoko-higgins | 2006-02-23 19:52
今、オーストラリアでは「スーパーナニー(Super Nanny)」というテレビ番組が流行っています。(Nannyとは、乳母、ばあやという意味です。ばあやといえば、おばあさんを想像しそうですが、実年齢は幼児教育を受けた若い女性もいて、さまざまです)
もともとはイギリスで始まったリアリティーショーですが、それが大うけし、アメリカでも同じコンセプトで番組を作り始め、次はオーストラリアでもやるかもしれないというくらいに、じわじわとその人気を世界的規模で広げています。 どういう番組かというと、ベビーシッター歴18年(だったかな?)というジョー・フロストという女性が、もうどうしようもなく手のつけられない子供を抱えた家庭に出向き、その家の生活やしつけの方法などを観察し、子供のしつけ方を親に教育するというコンセプトです。 まず最初に、今回スーパーナニーのジョーに助けを求めて来る家庭紹介のビデオから番組は始まります。 このビデオがすごい! 一人っ子の場合もあれば、3人、4人兄弟の場合もありますが、みんながみんな、「これが自分の子だったら、最悪」と思いつつも、あまりに「手のつけられない度」がひどくて、思わず笑ってしまうほど、パワー全快のワルなのです。 兄弟に平気で玩具を投げつけたり、蹴飛ばしたり、それを注意する親を叩いたり、叱られたらいつまでも大声で泣き叫んだり、または親が他の兄弟の世話をしている間に、ふらふらと勝手に外に出てしまい、車の往来の多い通りを裸足のまま渡って、向かいの家の庭の花壇を荒らしていたり・・・と、もう小さな悪魔状態。 親達は必死でしつけしようとするのですが、空回り状態。 夫婦仲もギクシャクし始め、お母さんはテレビカメラに向かって涙ながらに、「スーパーナニー、私達を助けてちょうだい」と訴えます。 そこにジョー・フロスト登場。 ジョーはイギリスで長年住み込みのナニーをやってきた女性。 その経験から、子供達に必要なしつけは何かというだけでなく、家族全体に必要なものも教えてくれます。 そして、ジョーが2週間の家族への教育が終わったあと、あ~ら不思議、今まで手のつけられなかった子悪魔達は、みんな愛くるしい天使達に変身してしまうのです。 何度か見ている間に私が気が付いたのは、子供のしつけに大切なのは親がどれだけ規則正しい生活を子供に強要できるかというのがひとつ。 子供達は3~5歳なのに、親と一緒に9時、10時まで一緒にテレビを見ている家庭がありました。 お父さんは仕事で忙しい人なので、子供達と一緒に過ごせる時間は少なく、夜子供達と一緒にテレビやビデオを見るというのも、彼なりの子供達との大切なコミュニケーションの時間だったのです。 しかし、当然次の日の朝、寝不足の子供達は疲れていてなかなか時間通りに起きられません。 そうすると、幼稚園へ送り届けるまでの朝のラッシュ時は、ぐずぐずと着替えも歯磨きもままならない子供達を怒鳴り、お尻を叩きの修羅場となり、それが毎朝の光景となっていました。 ジョーはまず、「子供達は必ず8時にベッドに入れる」というルールを作ります。 そして、一度ルールを作ったら、8時になっても「テレビが見たい」「玩具で遊びたい」という子供達を、まずベッドルームに連れて行きます。 けれど、それでおとなしく寝てくれるような子供達だったら、テレビにはでません。 それからが大変! ベッドの上でジャンプする子供、部屋から逃げ出そうとドアを目指してダッシュする子供、大声でわめきちらす子供・・・。 それは見事なほどで、親の方は子供達の反抗に思わずギブアップしてしまいそうになるのですが、ジョーは子供達がそれから2時間、部屋で大暴れしようと、泣き叫ぼうと、絶対に強硬姿勢をくずしません。 そうこうしている間に、子供達は順番に疲れて寝てしまい、それが何日か繰り返される間に、徐々に「8時には寝るものだ」という習慣が身についてきます。 そして、毎晩遅くまで子供達と一緒にテレビを見るという代わりに、お父さんは子供達と週末の昼間、庭で一緒にボールで遊んだり、近くの公園へ連れて行くという時間を作るようにジョーにアドバイスされました。 ジョーがこの家庭を訪れてから、子供達は以前よりずっと明るく素直になり、両親、特にお父さんと公園に行くのが大好きな、おりこうさん達に大変身していました。 ジョーのしつけテクニックは他にもたくさんあるので、次回のページでそのいくつかをご紹介しましょう。 # by tomoko-higgins | 2006-02-18 13:31
オーストラリアでは、小学校までの子供を預かる施設のことをデイケアセンター(Daycare Centre)と呼びます。
ここは働くお母さんのための育児施設の役割もしますが、働かないお母さんも週に1日から5日まで、施設に余裕があれば登録し、預かってもらえます。 デイケアセンターは、生後6ヶ月の乳幼児から預かるので、フルタイムで働くお母さんは、産休後、なるべく早くお仕事に戻ることができます。 しかし、6ヶ月の子供は、どこの施設でも数が非常に限られています。 政府が認定している、「先生一人に対して預かれる子供の数」が少ないからです。 そこで、ほとんどのお母さんは、妊娠がわかったら、すぐにデイケアセンター探しを始めます。 そして気に入った場所が見つかれば、生まれる相当前から、予約をしておきます。 それでも半年待ち、一年待ちというのはざら。 生後半年で預かってくれるところを見つけられる人は、余程運がいいということになります。 乳幼児から子供を預けるのは働くお母さんですが、働かないお母さんでも、子供が2才くらいから、デイケアセンターに空きがあれば、週1~2日ほど子供を預ける人はたくさんいます。 それは、オーストラリアのデイケアセンターが、単に子供を預かるだけでなく、歌やお遊戯、遠足やお絵かきなどを通して、子供の協調性、可能性を引き伸ばしてくれる、質の高い教育を施してくれるからです。 もちろん、専業ママをしているお母さん方にとって、週1~2日のブレイクはありがたいものですが、子供達にとっても、ママとべったりの家庭環境から離れ、集団で遊んだりするのは楽しいもの。 特にお絵かきは、家ではなかなかできないダイナミックな絵を思い存分描いたりできます。 最近オーストラリアで発表された研究結果で、幼児時期にデイケアセンターのような教育機関で週最低3日過ごした経験を持つ子供と、幼稚園にあがるまでそういう機関にまったく預けられた事がない子供の、その後の学校生活における成績、協調性、独創性などを比べると、幼児期に教育機関ですごした子供達の方が、圧倒的に成績面でも、協調性でも、そういう機会を与えられなかった子供よりも優れていることが発表されました。 まだオムツもやっと取れたばかりの子供を、一日人に預けてしまうことに罪悪感を感じるお母さんもいるようですが、子供達の将来にとってはそれはやってあげた方がいいことのようです。 お母さんも、週に1日でも2日でも、子供を預けて自分の時間を楽しむのは、精神的にもとてもいいこと。 質の高いカリキュラムの組まれた学校を見つたら、子供の年齢に関係なく、どんどんチャレンジさせるのは、子供にとっても、お母さんにとっても、非常に有意義なことなのですね。 # by tomoko-higgins | 2006-02-13 22:04
G'day Mate! こんにちは! 真夏のゴールドコーストよりお便りします。
はじめまして。月島にあるRivercity English School がご提供する、「親子体験留学」の現地のお世話をさせていただくヒギンズ倫子です。 参加くださるみなさまに、海外の親戚の家に遊びに行くような安心と気軽さをご提供すべく、汗だくになりながら、真夏のゴールドコーストを走り回る毎日です。 ゴールドコーストは、クィーンズランド州の州都であるブリスベンから車で約一時間ほど南に下がったところに位置します。 「黄金海岸(Gold Coast)」の名のとおり、何キロにも及ぶ美しい海岸線と、それを見下ろす山並み、ハワイとは一味違った素朴で親切な現地の人々などが、世界中からの人々を魅了し、毎年何万人の観光客が訪れる場所です。 治安も安定しており、物価も比較的安く、数々のテーマパークや野生動物園も充実しており、小さなお子様を連れて、のんびりと英語を勉強するにはうってつけのロケーションです。 オーストラリアは移民で成り立つ国なので、共通語は英語であっても、家庭で話される言葉はイタリア語、ギリシャ語、ボスニア語、中国語、タガログ語、日本語とさまざま。 オーストラリアで生まれ育ったにも関わらず、幼稚園に入るまで、英語を話さないで育つ子供もたくさんいます。 そこで、オーストラリアでは、公立私立校を問わず、ESL(English as a Second Language)という外国人に英語を教える資格を持った先生が常駐しています。 もちろん言葉だけではなく、各々の子供が育ってきた文化背景を十分考慮し、子供たちが無理なく英語を話せるようになる環境作りが充実しています。 そういう恵まれた環境で、子供にのびのびと英語を学ばせよう、同時に付き添いでいらっしゃるお母様にも、子供達と一緒に英語の歌を歌えるように勉強してもらおう、というのが、このプチ親子留学の趣旨です。 色とりどりのインコの鳴き声で目が覚め、エリマキトカゲが顔をのぞかせる花壇を愛でながら、学校へ行くためのバス停でバスを待っている間に、ベンチに座っているローカルのおじさん、おばさん達が、「どこから来たの?」と話しかけてくれるかもしれません。 バスに乗れば、運転手さんは「どこで降りるの?バス停が来たら、教えてあげるよ」と親切に教えてくれるでしょう。 気候が温暖で、人々が優しいゴールドコーストに、ぜひぜひ勉強しにいらしてください。 次回はこちらの幼稚園事情などをお話しましょう。 # by tomoko-higgins | 2006-02-12 07:05
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